男の娘としてガールズバーで働いていた

前にガールズバーで男の娘として働いていました。 もう1年以上も前のことなので、いいかなと思って、書いていこうと思います。 よろしくお願いします。

一年以上前にガールズバーで働いていた時のことを書いていこうと思います。
さして、面白いことはないかもしれないけれども、面白いかもしれない。

それはあなた次第。

面接時の取り決めとして、可能な日はオーラスで働くことにした。
これにはもちろん理由がある。

まず、オーラスの辛さを知らなかった。
未だにオーラスでよく頑張ったなと思う。

次に、給料形態の問題。
普通のキャバクラなどは、待機時給なんてのもあるんだけれども、萌え萌えキュンの場合はお客さんについているか、呼び込みとして外に出ている時しか時給が発生しない。

最後は、単純に暇だったからというのがデカイ。
まぁ、もともとあまり就労するというのが得意ではないし、喋って飲んで稼げるならそれもいいだろうと思ったからだ。


当日、店に顔をだすと、知らない人ばかりが居る。
と言っても、せいぜい3人くらいだったが。

まず、一番初めの難関だった。
コンセプトバーと言っても、お客さんの目的は女の子。
自分は、女装させられーの、化粧をしーのと大忙しだった。
まぁ、そのおかげで、少しは化粧ができるようになった。あまり日常生活で役に立つとは思わないけれども…。

そして、副店長の人に、研修をしてもらう。
研修と言っても、簡単なもので、酒がどこにあるのか、酒の作り方、接客の仕方、お店のシステムを1通り聞いたら、それを実践して言うだけ。
外での事は、もう店に1年以上居るタイガさんにきけと言われた。

タイガさんは、男装のキャストで、あまり可愛くはないがノリがとてもいい。
コミュニケーション能力も高くて、自分もすぐに仲良くなった。
このタイガさんと仲良くなっていたことで、自分の今後がとても有利に運ぶこととなったのだ。


外での呼び込みは、そこまで難しいことではなかった。
とりあえず元気よく路行く人に声をかけていく。
初めは、気恥ずかしいのと、バレたらどうしようと言うのがデカかったのだが、幸いにも声は高めで、髪が長いことも相まって、バレる割合は相当低かった。

やめてしまった今でも、大半の人が女だと思っていることと思う。


初めのうちは、上げることはかなわず、ほぼほぼ外で客引きしているというのが常だったように思う。
おかげで、声をかける事に関しては、結構な能力を得るに至った。


それでも、お客さんに何人かついて、ドリンクをもらうことも何回かあったが、初めは誰でも4杯取れたら上上だ。
ドリンク1杯貰うのも、自分には難しいことだった。


初日、夜に続く…。
 

面接の日付までは覚えていないが、そこで働くことにした。

一応、事前に自分が男であることは伝えていた(以前に女だと思ってスカウトされたことがあったから) 


そこは、駅からも近く、自分が想定していた時間より早めに着いてしまったために、しばらくそこら辺を散策することになった。

あまり時間は覚えていなかったが、初めての土地ということもあって、そこそこに楽しかったw




面接の時間になって、店に出向く。
店内には、スタッフが一人居て、おずおずと「面接に来ました」と言うと、奥へ通してくれた。
5月くらいだったので、電気はついておらず、夕焼けがさしているだけの悲しい照明。

店長という人を前にした時に、自分は間違ったところへ来てしまったと思った。
はじめに、外見を写真で見ていた人物と、同一人物とは思えない人が、そこに居た。

髪は金髪に色々なメッシュが入っているし、タンクトップで、ピアスも凄い開いている。

完全にここはヤバいところで、後ろにヤの付く人もついているんだと、その時は思った。

しかしながら、話してみるとそこまでの人物ではなかったので安心した。


店長の言葉は意外だった。
「まぁ、やってみれば?」

正直、ガールズバーであるのは入った瞬間から分かっていたのだが、店長の言い分としては
「ばれなきゃ問題ないよ。バレてもうちはコンセプトバーだからさ。気にしなくていいんじゃね」 


やっぱり自分は間違ったとこへ来てしまったんじゃないかと思った。



つづく…



 

私自身、そこがガールズバーだとは思っていなかったことが大きかった。

もともと、髪が長く、それを後生大事にするために切らなくてもいいようなバイト先を探していたのだ。
そして、アニメや漫画が好きな所謂オタクだったことも相まって、そういうところで仕事をしてみたいと思っていた。

店の名前は、「萌え萌えキュン 」とでもしておこうか。

萌え萌えきゅんを知ったきっかけは、とある情報サイトでスカウトをもらったことからである。
もちろん情報サイトには男として登録して、昔罰ゲームで取らされた女装のプリクラをイメージとして貼っておいた。

そこは時給も高く、アミューズメント設備も結構あったのでいいなぁと思っていたので、面接を受けることにした。

まぁ、働こうと思ったきっかけは、以上だ。


はっきり言うと、後悔はしていない。

もう一度働こうとは思わないが、そこで出会った人たちとも未だに交流はあるし、遊びに行っても何も言われない。
まぁ、やることがないから行かないだけというのが、一番大きな理由だと思うw


これから、不定期なりにもその日々をつづっていこうと思っているので 、暇な人がいればお付き合いいただければと思いますw




 

このブログは、前に男の娘として働いていたガールズバーの事を書いていこうと思います。

お店はいまでもその場所にあって、身バレも怖いので、あまり詳しいことは書いていけないので、名称などは 仮呼称で、Aさんとか、Bさんとかが増えるかなと思います。

主要人物は、仮称考えますw

更新は不定期ですが、生暖かい目でよろしくお願いします。 



 

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